第83号:夜明け前。
このお便りは、25467名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
執事の館・準備委員会の広報係、松原でございます。いま、ほんの少しだけ宜しいでしょうか。
いよいよ、あす18日に迫りました「名古屋の仮住まい」の開館を目前にして、お屋敷の周辺は
極めて慌ただしく、内外装の仕上げやクリーニング、什器備品の買い出しなどに追われております。
この1週間のあいだ、建物の2階厨房の調理レベル、1階給湯室の給茶レベルなどは、
ようやくお嬢様、旦那様にお出しできる品質に至ったかと存じます。
とりわけ、製菓学校を新卒で出て「名古屋の仮住まい」に合流した鳴海(なるみ)の成長は著しく、
当初は美味しいお菓子の作り方に悩み、どのようにして向上すれば良いか迷う場面もございましたが、
最近は彼なりの知恵や工夫をするまでになり、とくにフィナンシェの仕上がりは素晴らしいとのこと。
また1階給湯室では、家事係の東山(ひがしやま)が紅茶の品質向上に夜通し取組んでおりました。
決して名古屋市の水は悪くないものの、どうやら紅茶を入れるにはちょっと癖があるようでして、
香りを立てると味が立たず、味を
......
まことに申し訳ございません…。
手帳をお持ちですか?
このお手紙の続きをお読みいただくためには「主の手帳」「仮の手帳」、もしくは「薄い手帳」へのご記帳(会員登録)が必要でございます。すでに、いずれかの手帳をお持ちの方は、下記のリンクからお進みくださいませ。
「主の手帳」をお作りしますか?
新たに「主人の手帳」をお作りになる場合は、こちらからお申し付けをください。なおこの費用として3,000円(税別)の費用を頂戴しております。「名古屋の仮住まい」へのご帰宅予告、「お申し付けの品」のご用命をいただけます。
「薄い手帳」をお作りしますか?
私たち執事の館・準備委員会は、1日5名様に限り、お手紙のお届けに専念した「薄い手帳」の作成を承ります。これをお作りするにあたって費用はいただきません。また、「主の手帳」への差し替え(アップグレード)も随時承ります。