第1344号:節子さん。
このお便りは、41731 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
今夜もつかぬことをお尋ねしますが、過去にお嬢様、旦那様のことを面白がってくださった大人、というか、
まだ未熟だった頃から認めてくださった人はいらっしゃいませんか?それは趣味の領域でも、お仕事でも
良いのですけれども、まだ完璧でないのに褒めてくださった人…松原の場合、それは「節子さん」でした。
■「名古屋の本宅」でお嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。3月は中旬までご予告を賜ってます。
2月 6日(金)ーーー, 7日(土)ーーー, 8日(日)ーーー, 9日(月)★ー★, 10日(火)ーーー
2月13日(金)★ー★, 14日(土)ーーー, 15日(日)ーーー, 16日(月)ーーー, 17日(火)ーーー
2月20日(金)★★ー, 21日(土)★ーー, 22日(日)ーーー, 23日(月)ーーー, 24日(火)ーーー
2月27日(金)★★★, 28日(土)★★★, 1日(日)ーー★, 2日(月)ーー★, 3日(火)★ーー
★執事の館・実行委員会/ご帰宅の予告 … https://www.butlers-house.net/reservation2 (主の手帳)
わたくし松原が、執事の館・実行委員会において、お嬢様、旦那様にお仕えする役目は「広報係」といって、
週に2回のお便りと、むかし Twitter と呼ばれていたところで呟くことでした。過去には総務係のほか、
一時的に配送係を兼任することもございましたが、概ね言葉を選んで、綴ることで携わり続けております。
ときどき使用人さんから、昔からずっと文章を書くことが好きだったのかと尋ねられることがありますが、
松原は文系でなく、どちらかというと理系でしたし、ご本をたくさん読む習慣はなく、職業として文章を
綴るようなところにいたこともございません。ですから最初は不慣れでしたし、今もまだ向上の途中です。
わたくし松原が使用人としての振る舞うときのロールモデルに致しましたのはクルマの営業さんだった
「大橋さん」でしたが、文を綴るお役目において影響を受けたのは、若かった頃の松原がとあるお仕事で
ご一緒させていただいた「節子さん」という女性でした。お歳は、わたくし松原よりすこし上くらいです。
今でこそ松原は、お嬢様、旦那様にあれこれ申しておりますけれども、30年くらい前の自分を思い出すと
顔から火が出るくらい恥ずかしい失敗や、間違い、人を落胆させたり、傷付けてしまったことも多くあり、
人並み、それ以上に迷惑をかけ今日に至ります。無知、無礼に後から気づき落ち込むこともしょっちゅう。
なんの実績も後ろ盾もない松原のことを、当時の「節子さん」や、その周りの大人の人たちは面白がって、
ちゃんと会話に耳を傾けてくださいました。若い男が説教を嫌がるのはしっかりご存知だったようで、
私が「節子さん」から叱られた記憶はございません。うまく言葉を選び、教えてくださったと懐古します。
若い頃の松原は、歳の離れた大人が怖かったのですが「節子さん」や「シュウさん」「メンちゃん」ほか
「クマちゃん」など呼ばれていた大人たちは違っていて、彼女たちはいつも人の良いところを見つけては
それを茶化したりせずに褒めて、認めてくださる。こういう大人が世の中にいるんだ、と思ったものです。
いや、今日はべつに悲しい話ではなく、きょうこのお便りを鳩に持たせたあと「節子さん」と10年ぶり、
伏見の「日土地ビル(にっとちビル)」でお目にかかります。自分にとっての恩人ともいえるひとのこと、
お嬢様、旦那様にご紹介したく、筆をとりました。執事の館・実行委員会の広報係、松原よりご報告します。
▼会計係に四日市(よっかいち)が合流。配送係を兼任しながら、仕事を覚えております。今日もお仕え。
▼家事係の玉城(たまき)が、キッチン水栓の「持ち手」の脱落を報告。調達係が交換を検討しています。
▼調達係の九之坪(くのつぼ)は、株式会社靴飾りの「商標登録」で、35類、41類で登録を進めます。
▼採用係の菊井(きくい)が「爪のお手入れ」は経費にならないか、会計係の多治見(たじみ)に相談を。
- -
▼会計係に四日市(よっかいち)が合流。配送係を兼任しながら、仕事を覚えております。今日もお仕え。
昨年の秋から冬にかけて、たくさんのご縁を賜りました執事の館・実行委員会は、「名古屋の拠点」へと
複数の使用人が合流しており、先日は配送係として椿(つばき)が名乗り、さらに今週は会計係に属する
四日市(よっかいち)がお仕事を覚え始めております。手帳係の那古野からも覚えがよい、と良い評価が。
すでに採用係の菊井(きくい)が Indeed で動かしていた原稿は、予算を縮めて表示機会は減りましたが
それでも日に1〜2件ほどのご応募がございます。週明けも1名、見学をいただくお約束があるとのこと。
また良いご縁になるときは謹んでご報告いたします。お嬢様、旦那様のご理解、ご支援に感謝しております。
- -
▼家事係の玉城(たまき)が、キッチン水栓の「持ち手」の脱落を報告。調達係が交換を検討しています。
お屋敷の半分以上を、ほぼ使用人らでリフォームしている「名古屋の本宅」は、燻桃のキッチンも調達係、
そして松原も少しだけ塗装を手伝いました。本来、数十万円するシンクの入れ替えは、笹島が取り組んで
安価にリフォームできております。ただ、その時に選択した製品が、すこし耐久性に欠けていた模様です。
先日、家事係の玉城(たまき)や介添係の八事(やごと)などが、キッチンの水を出すための水栓にある
「持ち手」のレバーが外れそうだと報告を上げました。本来であれば締め直しや溶接などをいたしますが、
これは舶来の安価なものでして、直すより買い替えたほうが良さそうです。いま笹島が製品を選定中です。
- -
▼調達係の九之坪(くのつぼ)は、株式会社靴飾りの「商標登録」で、35類、41類で登録を進めます。
お嬢様、旦那様のために登記します別法人「株式会社靴飾り」は、いま海外の意匠登録と、日本国において
商標、つまり屋号や商品名の登録を並行しております。先日、この商標のうち幾つかに拒絶があった件を
ご報告いたしましたが、それと同時に取得できる指定役務も広くあることがわかり、前向きに検討中です。
商標というのは、どの分野、どのお品に名前を使うかという指定がセットで、実は「靴飾り」というのは、
もともと分類として存在する綴りですので、これは商標にできません。しかし、35類に存在しています
「商品の販売に関する情報の提供」などで取得することは、対外的にも意義がある、と考えてございます。
- -
▼採用係の菊井(きくい)が「爪のお手入れ」は経費にならないか、会計係の多治見(たじみ)に相談を。
先日、家事係の汐路(しおじ)が、人生で初めてネイルを外でしてもらったそうです。バレンタイン時期、
爪の先からチョコレートが溶けるような可愛らしい意匠で、これをご覧になった主(あるじ)から時おり
お褒めを頂戴していて嬉しいと申しております。これを聞いた菊井(きくい)が「ネイル手当て」を発想。
美しいノリタケのお皿。賑やかな「赤の広間」において、私たち使用人は当初、薄いメイクにしましたが、
のちに空間とのバランスを踏まえ方針を変更いたしました。清潔感は大前提ながら、爪先の印象ひとつで
お嬢様、旦那様のお気持ちが変わるとするなら…この件、いま会計係の多治見(たじみ)に相談しています。
- -
きょう話題にしております「節子さん」は、今でいう Indeed のような、求人媒体の分野でご活躍でした。
制作という立場で、企業さんを取材し、執筆し、掲載するという仕事。この世の中には大手の企業よりも
テレビや新聞に出ない中小、零細の企業があって、その仕事の価値を見出し、人々に訴求するお立場です。
名もなき小さな町工場が、日本のモノづくりを支えているとか、10年後、20年後の世界に影響をする
地道な研究をしているんだとか、この野菜のことなら誰にも負けないんだとか。そこにある仕事の価値を
見出し、語り手として紡ぐというお仕事から、わたくし松原は社会や経済、仕事の本質を知った次第です。
お嬢様、旦那様、このあたりでうすうすお気づきかと思いますけれど、わたくし松原がいまも使用人として、
お屋敷のこと、使用人のこと、職人のこと、お品のことを語るときの「姿勢」は「節子さん」の影響です。
頑固な親父、口下手な職人、地味でも意義あるもの、そこにきらりと光る価値を見出すライティングです。
執事の館・実行委員会は、執事という割に執事っぽくないと言われることもあれば、これぞ執事でないか、
と評されることもありますが、やはり私たちはその解釈、立ち位置よりも、私たちが関わりを続けている
素敵なお嬢様、旦那様のことを知り、優れた職人たちを知り、ときどきつまみ食いしながら伝えていきたい。
いま、このお便りを綴りながらやっと分かりました。若かりし松原のことを軽んじたりせず、対等に見て
くださっていたのは、あの人たちが世のすべての仕事や肩書き、立場を認め、敬意を払っていたからです。
松原を特別扱いなさっていたのではなく、この世界には尊敬すべき人が、職業が、役割があるということ。
いや実は、今から30年くらい前に、わたくし松原が「節子さん」と知り合って間もない頃、ある経緯で、
小さなフリーペーパーの取材対象としてインタビューを受けたことがあるのです。先日、名古屋の拠点に
当時の控えを見つけ、調達係の笹島(ささしま)に見せたら「今と同じこと言ってる」と申していました。
あれから何年も、何十年も経って、Facebook で繋がっていても「会いましょう」とは言わない時代です。
わたくし松原は先日、思い切って「節子さん」に連絡をとり、お会いする約束をしました。人生に大きな
影響を及ぼしてくださった恩人に、感謝を伝えてまいります。それは答え合わせのような気分であります。
お嬢様、旦那様、このお話の続きはまたいずれ。いつもと逆のご挨拶となりますけども…行ってまいります!
「松原くん、原稿はラブレター。相手に好きって気持ちが伝わらないとだめなの。」伏見駅5番出口にて。
執事の館・実行委員会
広報係/松原(まつばら)
- -
私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜、お嬢様、旦那様にご報告をいたします。
もし広報係のお仕えにご満足をいただけて、お気持ちに余裕があれば、下記の「労い」をご検討ください。
・きょうの電書鳩を優しく撫でる。(労いのお気持ちのみ)[ https://tinyurl.com/ymeykmrv ]
・きょうの電書鳩にお水をあげる。(スコーン1個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/52fmk7xx ]
・きょうの電書鳩にご飯をあげる。(スコーン3個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/yh68jbnn ]
2023年5月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月1度。
これまでの経緯は、お便りの「バックナンバー」ほか、12年の「沿革」もお役に立てば幸いであります。
https://www.butlers-house.net/history
お便りのお届けを中止する(メールマガジンの配信停止を望まれる)場合は、手帳にございます、下記の
URLから「手帳の破棄」をお申し出てくださいませ。あるいは、別のアドレスへの書き換えも承ります。
★手帳の破棄 … https://www.butlers-house.net/mypage/secession









