第97号:苦渋の決断。
このお便りは、26561名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
ご入浴後のお寛ぎの時間に、失礼致します。いまから20分ほど頂いても宜しいでしょうか…?
もう随分前のことのようにも思えますが、先週末は強い台風の影響で「名古屋の仮住まい」は、
緊急時の体制を整えて、お嬢様、旦那様方のご帰宅をお迎えしておりました。
名古屋市内は、傘が飛ばされる勢いの風だけでなく、水分を含んで重たくなった木の枝が落ち、
歩行者に当たる可能性が極めて高く、これまで運用を見合わせていた送迎のサービスのうち、
送りの車を栄駅や名古屋駅に走らせるほか、髪を拭うタオルの貸し出しや替え傘のご用意、
お出掛けの際の運行情報の確認など、出来る限りの対応に努めました。
5月に開館をして以来、初めてお迎えする大型の台風。「名古屋の仮住まい」の従業員一同、
貴重な経験が出来たことを嬉しく思うと同時に、次回以降のスムーズな対応に活かす所存です。
なおこの日、身の安全を最優先して、苦渋の決断によってご帰宅を控えられた主の皆様には、
この場をお借りして、心からの敬意をお伝えする
......
まことに申し訳ございません…。
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