お嬢様、旦那様、先日は私たち使用人の「制服」について、お考えをお聞かせくださり、感謝しております。
どのような服装にしても、扱いがしやすくて、お仕えがしやすくて、妨げにならないことを第一に考えて、
ご助言をくださいまして、ありがとうございます。この観点は、とても大事であると考えている次第です。
さて、この中で話題になりましたのが、お仕えする使用人の服装。#名古屋の仮住まい の家事係の一部は、
裏方としてお仕えをしておりましたので、制服などは設けずに、黒のパンツに、黒のブラウス、この上に
エプロンを着用する装いでございました。「制服」があるのは、お嬢様、旦那様にお仕えする者だけでした。
土曜日のお便りで、いままでお茶や盛り付けに専念していた家事係が、お嬢様、旦那様にご挨拶することを
お伝えしたとき、制服の案として「クラシカルなロングスカートのメイド服」というご要望を賜りました。
実は、私たち執事の館・準備委員会が、この10年ほど話題にすることを避けてきたのが「メイド」です。
#名古屋の仮住まい にて、介添係としてお仕えをしてまいりました白壁(しらかべ)、矢田(やだ)など、
女性の使用人の存在を認めていただき、本当に良くしていただいております。しかし、今から9年ほど前、
ご意向を伺っていたとき、女性の使用人を賛成なさるお声と、反対をなさるお声の、両方がございました。
(今では想像......
まことに申し訳ございません…。
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「お申し付けの品」の一覧
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