第9号:執事喫茶をやりたい、と言う訳ではありません。
このお便りは、112名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様各位。
平素は執事の館・準備委員会にご支援賜りまして、誠にありがとうございます。
先週末は、お嬢様から教えて頂いた都内のコンセプトカフェ、レストランなどを回りました。
また同時に、閉店が決定した旧執事喫茶にも足を運び、現状の把握に努めて参りました。
私たち自身にコンセプトカフェの経営や勤務経験がございませんので、
先行されております店舗様から得られる情報は、誠に貴重でございます。
さて、本日は、私たちの本心を打ち明けさせてください。
執事の館は開館もしていないのにホームページを公開し、
FacebookやTwitterで告知に勤しんで参りました。
しかしながら、誤解されてしまうかもしれませんが、
そもそも「執事喫茶」をやりたい訳ではないのです。
私たちが【執事の館】で実現したいことは、下記の3点に集約されます。
1.借りものの空間ではなく、大きな屋敷でお持て成しすること。
2.金額などを気にせず、ご満足頂けるまで召し上がり頂くこと。
3.いちどお目に掛かったお嬢様のことを、永遠に忘れないこと。
このすべてを実現できるとしたら、飲食店の理想的な形態ではありませんでしょうか?
むしろ、おもてなしの理想と言っても良いのではないでしょうか?
飲食業に経験の無い私たちではありますが、これまで様々なお店に足を運んできました。
美味しいものを食べて、楽しい会話を交わして、そろそろお会計をして...
「ああ、よいお店だった」と思えることが、年に何度あるでしょう。
本来、お持て成しのあるべき姿とは何だろうと、ぼんやり考えていたところに、
「執事」という大きなキーワードが浮かんできたのです。
都内にある執事喫茶に足を運んで、さらに確信を深めました。
今も昔も変わらず、執事というキャラクターこそが、
お持て成しに必要なプロフェッショナルではないか!
現在の日本では、執事というキーワードは大変反響が大きいこと、
マーケティングしやすいということも加味して、
敢えて執事喫茶というモチーフを使わせて頂いております。
「良いレストランがあるんだよ!」よりも、
「執事喫茶というのがあってね!」のほうが反応しやすいですよね。
「より良いサービスを提供したい」という考えが根本にあって、
本質的な役割として「執事」を求めているということを、
改めてお伝えしたいと考えました。
本日の時点で、メールマガジンのご登録は110を越えており、
Twitterのフォロワー数も150に急増しております。
皆様のご期待に応えるべく、お屋敷の実現に引き続き邁進して参ります。
(推敲無しに送信しますご無礼をお許し下さい。
また、「執事喫茶」という言葉は、池袋の執事喫茶スワロウテイル様によって、
商標の登録が行われております。)