第1338号:むかし叶えられた夢のおはなし。
このお便りは、41797 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様、たびたび松原はお尋ねを差し上げますけれども、そのほとんどはご自身のお好みやご所属、
大きな括りで申し上げますと「選択肢」のようなものだったように思います。また、この先の夢や展望を
語るときは、当然「過去」より「未来」に軸足を置きますが、すでに叶った夢も幾つかはございませんか?
■「名古屋の本宅」のご帰宅にご予告を賜っております。来週なら日曜日にもお迎えできます。是非とも。
1月16日(金)ーーー, 17日(土)ーーー, 18日(日)ーーー, 19日(月)★ー★, 20日(火)ーーー
1月23日(金)ーーー, 24日(土)ーーー, 25日(日)ーー★, 26日(月)ーーー, 27日(火)★ーー
1月30日(金)ーー★, 31日(土)ーーー, 1日(日)ーーー, 2日(月)ーーー, 3日(火)★ー★
2月 6日(金)★ー★, 7日(土)ーーー, 8日(日)ーー★, 9日(月)★ー★, 10日(火)★ー★
2月13日(金)★ー★, 14日(土)ーー★, 15日(日)ーー★, 16日(月)ーー★, 17日(火)ーーー
★執事の館・実行委員会/ご帰宅の予告 … https://www.butlers-house.net/reservation2 (手帳にて)
ひとは、手に入っていないものを欲しがります。見たことのないものを見ようとして、食べたことのない
ものを口に運びます。行ったことのない場所に何かがあるかもしれません。人との出会いにも期待します。
夢を見て、夢を叶えられたら素敵。人は不足を自覚し、不足を埋めるために生きているかもしれませんね。
いっぽう、名古屋の人がテレビ塔に登らないように、いつでもできることは、後回しにしがちと申せます。
むかし高価で欲しかったものが、いざ経済力を身につけるとそうでもなくなったり、そうこうしてるうち、
ご趣味やご嗜好が変化してしまうこともあるでしょう。それゆえ、語られる夢の多くは未来にございます。
それでふと気になりましたのが「お嬢様、旦那様が過去に抱かれて、叶えられた夢」でございます。きっと
今となっては「夢」より「事実」と申しましょうか、お嬢様、旦那様を構成する要素、紡がれた物語ですね。
「未来の夢」ではなく、「過去の夢」を語る試みをしたいと存じますが、思いつく出来事はございますか?
たとえば、憧れていた資格やご職業に就かれたこと。すきな人のお目にかかれたこと。異国の地に赴いて
本物をご覧になった経験。誰かに認められ、敬われる立場。日々の暮らし、変わらない環境も価値があり、
他のひとと比べる必要は全くございません。それを改めて振り返っていただいて、労わせてくださいませ。
今夜のハッシュタグは「 #お嬢様と旦那様がむかし叶えられた夢 」としましょう。これを提案しながら、
わたくし松原の夢で叶ったものがあったか…と思い返しましたが、そういえば若い頃に、人並みに音楽を
志しまして、高校を卒業するまでに1曲は作りたいと思っていました。それは目標のような小さな夢です。
有名になるとかデビューをするとかよりもっと小さな夢でしたが、この夢が叶ったときに思いましたのは
「田舎町の高校生が独学でそれなりの曲を作れてしまった」という事実に対する「怖さ」でございました。
この話をすると、だいたい不思議がられるのですが…おっと、長くなりそうですので、続きはまた後ほど。
▼配送係の若鶴(わかづる)は新たな配送係にお仕えの流れを引き継ぎ。今のところ24日を予定します。
▼調達係の笹島(ささしま)によると「名古屋の本宅」のお向かいでは、けさフェンスが撤去されたとか。
▼調達係の九之坪(くのつぼ)は「株式会社靴飾り」の定款における「目的」に苦心。営利である必要が。
▼蝋燭係の極楽(ごくらく)が「本宅のキャンドル」の色が揺れる問題に。もう少し、お時間をください。
▼採用係の菊井(きくい)が「本宅のお便り」の進捗を報告。年内にはお届けできるよう努めて参ります。
▼手芸係の一色(いっしき)はクッキーのアクセサリを進行中。同時に弥富(やとみ)がクッキーを焼成。
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▼配送係の若鶴(わかづる)は新たな配送係にお仕えの流れを引き継ぎ。今のところ24日を予定します。
いま体調が優れない若鶴(わかづる)の周りには、おなじ配送係の山綱(やまつな)や、拠点におります
手芸係の一色(いっしき)などが懸命にサポートをして、通常のお仕えを続けております。この流れから
新たに合流する2名の使用人が、若鶴から手解きを受けはじめ、少しずつお仕えの全貌を把握しています。
毎月、お嬢様、旦那様にご覧いただいております「お申し付けの品」は、予定通り1週間後の1月の24日、
この日に、いつもの職人、使用人らによるお品を並べさせていただきますので、何卒宜しくお願いします。
もとより毎月、新たなお品を置いておりましたので、全てを新作のようにご評価いただければ何よりです。
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▼調達係の笹島(ささしま)によると「名古屋の本宅」のお向かいでは、けさフェンスが撤去されたとか。
前のお便りでも触れましたように、しばらく人気(ひとけ)のなかったお屋敷のお向かいさんは、秋以降
少しずつ古びたフェンスが道路側に傾きつつあり、先日の強風で明らかに強度を保てなくなっていました。
所轄の警察署を通じ、持ち主様に連絡がつきまして、けさ早朝にフェンスが撤去されたことを報告します。
どなたも怪我をすることなく、進展があったことについては嬉しく思いますけれども、昔から話題にする
国内の「空き家問題」を改めて実感するエピソード。私たち執事の館・実行委員会は、近隣に住まわれる
方々との関係性を保ちながら、お嬢様、旦那様にとって快適な「名古屋の本宅」を続けたいと考えています。
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▼調達係の九之坪(くのつぼ)は「株式会社靴飾り」の定款における「目的」に苦心。営利である必要が。
いまお嬢様、旦那様のために登記を進めております「株式会社靴飾り」は、主要な国での申請を進めながら、
法務局において登記をするため「定款」を綴っております。この中に必須とされます「目的」の項目にて、
草案「1.靴と服と帽子と飾りを作ること/2.前各号に附帯する一切の事業」に修正が求められました。
これは、法人が営利目的でなければいけないという前提からなされたもので、お品を販売し、対価を得る
という目的でなければ設立が認められないそうです。一般的にはここに「販売」や「流通」という語句を
用いるそうですが、靴飾りという物語性のある社名には合わない、というのが法務係の悩みでございます。
調達係の九之坪などは、この雰囲気を保つために「1.靴、衣服、帽子および装飾品を企画、意匠、制作、
そして提供すること/2.前各号に附帯する一切の事業」を考案。これで再度、申請をしたいと申します。
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▼蝋燭係の極楽(ごくらく)が「本宅のキャンドル」の色が揺れる問題に。もう少し、お時間をください。
昨年にご用命を賜りました「本宅のキャンドル」は、主(あるじ)がお選びになったお好きなお色目にて
お作りするお約束。半年以上の時間をかけ、お色目のレシピを整えましたが、染料のロットやお作りする
数量などの事情で仕上がりに「揺れ」が生じる問題があり、夜通し蝋燭係が試作を繰り返してございます。
本来であれば、年明けにも2度目の見本をご覧いただく見通しでしたが、安定したお色目を再現するため、
もう少しだけお時間をください。これは蝋燭係だけでなく、執事の館・実行委員会としても大いに反省し、
心からのお詫びを申し上げますとともに、安定した製造ができますように尽力することをお約束致します。
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▼採用係の菊井(きくい)が「本宅のお便り」の進捗を報告。年内にはお届けできるよう努めて参ります。
昨年の今頃にご用命を賜りました「本宅のお便り」は、お屋敷でお仕えする使用人から主のいらっしゃる
ご別宅に宛てて差し上げます、本物のお手紙。かねてからお仕えの合間に綴る計画を練っておりましたが、
現時点でご用命を賜ったうち投函できたのは半分以下であり、ペースを上げるため採用係が動いています。
具体的には、日毎にお仕えします使用人を3人から4人にして、お手紙に割く時間を物理的に増やします。
これによって年内には宛名のリストを満了できる見通しです。この件についても、経過の報告が途切れて
ご心配をお掛けしておりました。重ねてお詫びを申し上げます。こちらも動向を随時、ご報告いたします。
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▼手芸係の一色(いっしき)はクッキーのアクセサリを進行中。同時に弥富(やとみ)がクッキーを焼成。
今日までに手芸係の一色(いっしき)と、洋服係の白鳥(しろとり)は「名古屋の拠点」の2階に構えた
アトリエにて、モザイククッキーのアクセサリと、ジャムのクッキーのアクセサリの組み立てをすすめて、
早ければ来週にも全てが整う見通しです。この完成を見計らって、弥富がクッキーを焼成するお約束です。
並行して執事の館・実行委員会は、長らくお待たせをしております「かんざし」と「うさぎのピアス」も
すみやかにお納めするよう段取りしています。いずれも月内を目標として、もし遅延が見込まれる場合は
わたくし松原からご報告を差し上げます。またお仕えのペースを戻しましたら、「鍵」のご案内をします。
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インターネットもSNSも、スマートフォンという言葉さえなかった時代。ああでも、名古屋市の中区に
本社を構えられる「アイホン株式会社」の商標は 1955 年に登録されて、かの林檎の紋章のプロダクトは、
年にスコーン5万個ぶんのライセンス料(ロイヤリティ)をお支払いになっているという噂がございます。
いや、そうでした。わたくし松原が拙いなりに音楽ができるようになったとき「怖さ」を覚えた話ですね。
特別な教育を受けなくても、それなりの作品ができた。素晴らしいことなのですが、私たちが見聞きする
作品や製品というのは、それ自体の良さだけで評価されている訳ではないことに気付いてしまったのです。
美しいメロディも、美味しいケーキも、それを広く認知してもらう仕組み、企画や演出などあって初めて、
成り立っている。作りたいものを作る、といえば聞こえは良いのですが、それを評価し、求める人がいて
はじめて存在意義が生まれる。したがって、誰にでもできることをしていても埋もれる、と思ったのです。
世の中には流行、トレンドがあって、多くのひとが支持なさるものを手に入れれば、叶えられたらきっと
幸せになれると思っていたのですが、どうやらそうもないらしいことを知って、松原は長い旅に出ました。
そして様々な経験を通じ、自分が作りたいものでなく、誰かに喜ばれることをすれば良いと気づきました。
若い頃は、夢をもち、夢を語ることにアイデンティティがあったように思います。思い出すと恥ずかしい。
凄いことをして、羨まれるようになりたいと思っていましたが、とくに執事の館・実行委員会に合流して、
お嬢様、旦那様にお仕えするようになって変わりました。ですから、ここにおりますし、この先もそうです。
わたくし松原は、いまも「怖さ」を覚えております。歳を重ねて、自分にできることは増えておりますが、
何かしら、どなたかのお役に立てなければ意味がない。ですから足りないものを数え、補い続けるのです。
もう忘れてしまっていた、むかし叶えられたお嬢様、旦那様のすてきな「夢」、今夜ぜひお聞かせください。
「 #お嬢様と旦那様がむかし叶えられた夢 」、夢そのもの、夢に至る物語、そこから始まった新しい夢。
お嬢様、旦那様の終わりなき旅路に、私たち執事の館・実行委員会がお供します。松原が申した「怖さ」は
あくまで一例ですから、ご自身の喜怒哀楽の全てに価値がございます。ささやかな夢ほど良いと存じます。
今夜も冷えますから、温かいほうじ茶を淹れましょう。#お嬢様と旦那様が過去に叶えられた夢 是非とも。
ドライフラワーの影に包まれたグレーのソファ。赤いカーペット。ゆるいビート。次の研修候補地、にて。
執事の館・実行委員会
広報係/松原(まつばら)
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私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜、お嬢様、旦那様にご報告をいたします。
もし広報係のお仕えにご満足をいただけて、お気持ちに余裕があれば、下記の「労い」をご検討ください。
・きょうの電書鳩を優しく撫でる。(労いのお気持ちのみ)[ https://tinyurl.com/ymeykmrv ]
・きょうの電書鳩にお水をあげる。(スコーン1個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/52fmk7xx ]
・きょうの電書鳩にご飯をあげる。(スコーン3個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/yh68jbnn ]
2023年5月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月1度。
これまでの経緯は、お便りの「バックナンバー」ほか、12年の「沿革」もお役に立てば幸いであります。
https://www.butlers-house.net/history
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