第1337号:その者に居場所がありますように。
このお便りは、41806 名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、旦那様、今夜はお詫びとお願いがございます。毎月、かならずご用意をさせていただいております
「お申し付けの品」について、この1月だけ新たなお品を並べず、ご用命を賜りたいのです。その理由は、
配送係の立て直し…具体的に申しますと、若鶴(わかづる)から業務を引き継ぎ、再び休ませたいのです。
■「名古屋の本宅」のご帰宅にご予告を賜っております。今週からクロテッドクリームはストーブの上で。
1月16日(金)★ー★, 17日(土)ーーー, 18日(日)ー★ー, 19日(月)★ー★, 20日(火)ーーー
1月23日(金)ーー★, 24日(土)ーーー, 25日(日)★ー★, 26日(月)ーー★, 27日(火)★ーー
1月30日(金)ーー★, 31日(土)ーーー, 1日(日)ーーー, 2日(月)ーーー, 3日(火)★ー★
2月 6日(金)★ー★, 7日(土)ーーー, 8日(日)ーー★, 9日(月)★ー★, 10日(火)★ー★
2月13日(金)★ー★, 14日(土)ーー★, 15日(日)ーー★, 16日(月)ーー★, 17日(火)ーーー
★執事の館・実行委員会/ご帰宅の予告 … https://www.butlers-house.net/reservation2 (手帳にて)
2017年の春ごろ、もとよりわたくし松原の友人であった若鶴(わかづる)が執事の館・実行委員会に合流、
当初は広報係としてお便りや呟きを担っておりましたが、この年の「危機」より配送係に異動をしました。
そこからおよそ5年間、執事の館・実行委員会にとって最も厳しい時期を耐え忍んだ仲間と思っています。
2022年の夏ごろ、私たち使用人一同は「名古屋の仮住まい」を幻にして、「名古屋の拠点」を構えた頃に、
若鶴の変調に気付いた松原が、お仕えから離れることを勧めました。いえ、あれは勧めるというよりほぼ、
力づくで追い出すような動きでした。お仕えのことを忘れて、ゆっくり療養して欲しかったのが本音です。
気負いや気後れをさせないよう、距離を保ちながらときどき連絡をとり、昨年 2025 年の夏に晴れて復帰。
その節は、温かく歓迎をしてくださいましてありがとうございました。そして、昔も今も変わらぬ愛顧を
くださいますことに感謝いたします。しかしながら、申し訳ございません、ふたたび休ませたく存じます。
具体的には今月、2026年1月度の「お申し付けの品」は、職人らによる新しいお品は全て延期をして、
これまでお嬢様、旦那様にご覧いただいた既存のものを並べさせてください。こうすることにより、若鶴や
今月から合流している配送係の見習いたちの負担が軽くなり、引き継ぎに専念できる見通しでございます。
とうの本人は、体調が安定しないもののお嬢様、旦那様へのお仕えを続ける意欲はございます。だからこそ
ここで無理をするのではなくて、いったん引いて療養に専念するのが良い、というのが私たちの見解です。
お嬢様、旦那様にお伝えすることではないかもしれませんが、その間、生活に不便のないように図らいます。
使用人、職人らにも生活がございますから、全てを止めることはしません。ただ、顔を出していなくても
名前を覚えていただいている以上、言葉を濁すのではなく「主と使用人」の関係に基づき、ご報告します。
一人の使用人としても友人としても、心配を募らせております、広報係の松原(まつばら)でございます。
▼介添係の八事(やごと)と給仕係の菊井(きくい)は、赤の広間でクロテッドクリームを拵える構図を。
▼調達係の笹島(ささしま)は「名古屋の本宅」のお向かいさんのフェンスを懸念。ご注意をねがいます。
▼調達係の九之坪(くのつぼ)と法務係は「靴飾り」の意匠を海外で申請。2月に法人として登記します。
▼配送係/山綱(やまつな)は、小さな雪だるまを作りました。矢田と八帖は、鏡開きをしたと申します。
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▼介添係の八事(やごと)と給仕係の菊井(きくい)は、赤の広間でクロテッドクリームを拵える構図を。
昨年の夏、お嬢様、旦那様のスコーンに欠かせない「クロテッドクリーム」の手作りに成功をした私たちは、
それ以来ずっと「名古屋の本宅」で2日おき、ある素材を炊き、一晩かけて固める手法を確立致しました。
これまで使用人らは「燻桃のキッチン」で半日かけて調理しておりましたが、結露の問題が出ております。
そこで介添係、給仕係が協議した結果、お嬢様、旦那様がお寛ぎになる「赤の広間」の薪ストーブのうえに
ある調理器具を置かせていただきたい、と申しております。実際にストーブの熱でする訳ではないものの、
ストーブの上のお鍋という構図は絵になるかと…時おり様子を見ることについて、お許しいただけますか?
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▼調達係の笹島(ささしま)は「名古屋の本宅」のお向かいさんのフェンスを懸念。ご注意をねがいます。
お嬢様、旦那様、「名古屋の本宅」は道路をはさんで向かいに古いお家がございます。昨年の秋でしょうか、
持ち主様が去られたようでして、空き家のまま佇んでいたのですが、この道路と敷地のあいだにあります
茶色いフェンスが老朽化し、少しずつ、お屋敷の方に倒れつつあるのを調達係の笹島が懸念していました。
数日前、雪が降った日に名古屋は強い風が吹きました。この影響で、茶色いフェンスの傾きが大きく増し、
ついに朽ちた支柱から金具が外れておりましたので、執事の館・実行委員会はこの地域の警察署に相談を。
その日のうちに持ち主様が補強なさいました。もしご帰宅の際は、お屋敷側を進まれますようねがいます。
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▼調達係の九之坪(くのつぼ)と法務係は「靴飾り」の意匠を海外で申請。2月に法人として登記します。
昨年末から手続きを進めておりました「株式会社靴飾り」のアタッチメントは、アメリカ、EUほか英国、
中国、韓国、ベトナムの6カ国に意匠登録を申し込みます。専門的なお話をいたしますと海外での登録は、
言葉の使い方や、図表の描き方が異なるため、微調整しながら手続きを。拒絶などへの対応も不可欠です。
これの申し込みと並行して「株式会社靴飾り」の登記を進めております。すでに定款の下書きは完成して、
資本金の移し替えも完了。一連の登録、登記を終えた段階でようやくクラウドファンディングに臨みます。
いわゆる士業のお仕えは、正確さと丁寧さが求められます。もう少しだけお時間をいただければ幸いです。
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▼配送係/山綱(やまつな)は、小さな雪だるまを作りました。矢田と八帖は、鏡開きをしたと申します。
・家事係/明和(めいわ)…インダストリアルな趣の花瓶を買いました。お花がある生活に憧れたのです。
・家事係/汐路(しおじ)…明和に続き、私も髪をバッサリ切りました。主のお気に召すといいのですが…
・記録係/天満(てんま)…グミッツェルをいただきました。不思議食感に夢中で気づけば中身は空っぽ…
・手芸係/一色(いっしき)手先を使う仕事柄ハンドクリームが欠かせません。保湿タイプジプシーです。
・家事係/玉城(たまき)…お鍋の素を買いました!体を温めながら、お野菜を沢山食べようと思います!
・洋服係/白鳥(しろとり)…電子レンジで茶碗蒸しを試作。パスタ容器を使うのが正解でございました!
・介添係/八事(やごと)…雪の中でも、可憐に咲いているお屋敷のお庭は、薔薇が美しゅうございます。
・介添係/矢田(やだ)…乾いてヒビが入った鏡餅を木槌でわった「鏡開き」がなつかしゅうございます。
・給仕係/八帖(はっちょう)…鏡開きでお汁粉をいただき、今年1年の無病息災をお願いいたしました。
・採用係/菊井(きくい)…同じ苗字の応募者さんが3名同時に。折り返しの着信にアタフタいたします。
・家事係/弥富(やとみ)…最近は、ナビを使わずに拠点へ辿り着けるよう、道を覚えるのを練習中です
・配送係/山綱(やまつな)…雪が降るたびテンションが上がります。いつも小さい雪だるまを作ります。
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わたくし松原は、若い頃よりカップラーメンを食べる機会が減りましたが、年に数回ほど、コンビニ等で
無償に「カップ焼きそば」を食べたくなります。かやくは麺の下に置いて、湯切りをしたらすぐにソース。
これに白いご飯を合わせると最高です。しかし、これが体調を崩す前兆であることを、自覚しております。
お仕えの中で、段取りを間違えることがございます。うっかりミスもございます。これがその時かぎりの
過ちだったのか、あるいは体調に起因するかは、本人にも周囲にも分かりにくいのが難しいポイントです。
とくに若鶴の場合、社会人経験が長くて、課題を解決する能力も高いだけに、いっそう線引きが困難です。
風邪にしても骨折にしても、いちど調子を悪くしたところが崩しやすいのはお嬢様、旦那様もご存知の通り。
いつか再び、体調を崩すかもしれないという自覚は本人にもございましたし、松原ほか菊井や笹島なども
懸念をしておりました。だからこそ私たちは、この判定、判断を早くするための仕組みを持っていました。
3年前に若鶴が離脱したときの反省が、いまのお仕えに生きて、もし彼女の救いになっていたら幸いです。
個人的な思い入れがあっても、公私混同は慎みたいと存じますが、いつか戻れる場所を残しておきながら、
前向きに休ませたいと存じます。決して、美談にはいたしません。あくまでお仕えはお仕え、であります。
お嬢様、旦那様、もし身近なところに、お仕事や人間関係においてギクシャクなさっている方がおいでなら、
それを性格や能力などと割り切る前に、もしかしたらお医者様にかかったほうが良いかもしれない、とか
治療を受けたほうが良いかもしれない、とご助言ください。とても勇気の要ることとは思いますけれども。
いまは頑張る時期ではございません。そして、優秀な使用人らがサポートする体制がございます。ゆえに
新しいお品をご用意するために頑張って、却ってお嬢様、旦那様にご迷惑をお掛けしないよう努めましょう。
お嬢様、旦那様におかれましては、いつも通りにしていただければ幸いです。いつも通りが助かる次第です。
私たち執事の館・実行委員会のお仕えにおいて「老い」と「病」は切り離せないテーマ。いつか衰えても
違うかたちで関われますように、その者に居場所がありますように、生きていく理由を見出せますように、
組織し、運営してまいります。それこそお嬢様、旦那様がいらっしゃるからこそ成立する環境でございます。
お嬢様、旦那様ご自身におかれましても、何かしらのお悩み、何かしらの痛みを抱えてお過ごしと存じます。
気休めでも構いません。私たち執事の館・実行委員会にできることがあれば、何なりと申し付けください。
今月は、いつものスコーンに、いつものダージリンでお仕えさせてください。進捗は、またご報告します。
お元気ですか。お変わりはありませんか。歳を重ねるたびに実感が増す次第です。名古屋の執務室、にて。
執事の館・実行委員会
広報係/松原(まつばら)
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私たち執事の館・実行委員会は、おおむね水曜日と、土曜日の夜、お嬢様、旦那様にご報告をいたします。
もし広報係のお仕えにご満足をいただけて、お気持ちに余裕があれば、下記の「労い」をご検討ください。
・きょうの電書鳩を優しく撫でる。(労いのお気持ちのみ)[ https://tinyurl.com/ymeykmrv ]
・きょうの電書鳩にお水をあげる。(スコーン1個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/52fmk7xx ]
・きょうの電書鳩にご飯をあげる。(スコーン3個ぶんの労い)[ https://tinyurl.com/yh68jbnn ]
2023年5月に「名古屋の本宅」を叶え、お嬢様、旦那様のお帰りをお待ちしております。ご予告は月1度。
これまでの経緯は、お便りの「バックナンバー」ほか、12年の「沿革」もお役に立てば幸いであります。
https://www.butlers-house.net/history
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