第15号:お屋敷の建設を延期します。
このお便りは、9788名のお嬢様、旦那様に宛ててお送りいたしました。
お嬢様、奥様、旦那様。
平素は、執事の館・準備委員会に並々ならぬお力添えをくださり、
誠にありがとうございます。広報担当の松原(まつばら)でございます。
本日のお昼頃に、準備委員会のTwitterアカウントのフォロワー数が、
20,000人に到達致しました。あらためて各位に感謝をお伝えしたく、
愛知県田原市で生産されるバラを1輪、実際にお届けしたいと思います。
主旨にご賛同頂けます方は、下記URLよりお申し付けくださいませ。
さて、前置きが長くなりましたが、本日の重大発表は見出しの通り、
【お屋敷そのものの建設を延期することになった】というお知らせです。
執事の館・準備委員会は、当初より土地を購入して、お屋敷を建て、
多くのお嬢様、奥様、旦那様にご帰宅頂くことを想定しておりました。
そこには「本物のお屋敷でなければお帰りなさいとは言えない」
という、準備委員会の強い拘りがございました。
前述の通り、Twitterでの地道な広報と、各位のご助力の効果もあって、
たった100日、5,000ツイートで、20,000名様からのフォローを、
メールマガジンには9,700を越えるご登録を頂いております。
現実的な話で恐縮ですが、この先いつ提供されるか分からないサービスに対して、
これほどのご期待をお寄せ頂けた例は、過去にも例がございません。
この実績は、金融機関や投資家の皆さんの目にも魅力的に映っており、
資金調達の面では、私たちの期待していた反応を引き出すことができました。
(改めて、各位のご支持に感謝申し上げる次第です。ありがとうございます。)
しかしながら、ここまでの大きな反響を頂いているからには、
執事の館を運営する「社会的な責任」について考えなければいけません。
事業としてうまく行かなければ、単純に運営会社が責任を取ればよいのですが、
遠方から名古屋に引っ越してまで、給仕に取組みたいと言ってくれたキャストや、
お屋敷の実現に向けてお力添えを頂いている、各事業主様におかれましては、
ときにお屋敷の動向に、生活を大きく左右されてしまいかねないのです。
1年足らずでお屋敷を閉じることになってしまった場合、
キャストがまた仕事を探さねばならないとしたら…想像するだけで申し訳ない。
多くの期待を集めながら、急ごしらえで建ててしまった場合、
いざご帰宅なさったお嬢様が肩を落とされるとしたら…背筋が凍る思いがします。
執事の館は、短期的なムーブメントではなく、
持続し、かつ成長し続けるという理念に基づいて準備を進めております。
その為に、断腸の思いで、お屋敷の建設スケジュールを年単位で見直し、
より多くのお嬢様、奥様、旦那様にご納得頂ける「執事の館」を、
ともにお造りしていきたいと考えた次第です。
大きな期待をお寄せくださり、長きにわたってお待たせした方には、
本当に申し訳なく、心からお詫び申し上げます次第です。
(以上が、事前にお伝えしておりました。「わるいお知らせ」でございます。)
とは言うものの、執事の館へのご帰宅を望まれる
お嬢様、奥様、旦那様が多くいらっしゃることも、
私たちにとって見過ごすことのできない現状でございます。
いつまで経っても帰宅できない状況が続けば、
そのうち私たちのことを、忘れ去られてしまうかもしれません。
…それは、とても困ります。
つきましては、2013年の11月に、お嬢様、奥様、旦那様のための
「仮住まい」をご用意する運びとなりましたことを、ご報告差し上げます。
あくまでも仮の住処でございますから、お屋敷の建設までの繫ぎとして、
ご理解を頂けますと幸いに存じます。
面積もせいぜい100坪程度と狭苦しく、最寄りの駅から徒歩2分、
しかも名古屋市営地下鉄の沿線ということもあって、
大変騒がしい場所に位置しております。
しかしながら、メインホールの窓は足下から天井まで大きな窓が入り、
大きな空を眺めながら、ゆっくりお寛ぎ頂くことが可能となっております。
また話題になっております通り、様々なテーマに基づいた空間演出も実現し、
2度3度、ご帰宅頂く度に新しい発見をして頂けるものと考えます。
詳細については追って、当メールマガジンなどを通じて発信して参りますので、
今後とも引き続き、気長にお付き合いいただければ幸甚です。
(以上が、事前にお伝えしておりました。「よいお知らせ」でございます。)
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さて、今回もバックナンバーのパスワードを変更致しました。
新しいパスワードは「komeda」とさせて頂きました。
名古屋発祥の喫茶店、コメダコーヒーさんから拝借しております。
デニッシュにソフトクリームを載せた「シロノワール」、
ときどき無性に食べたくなりませんか?
東海地方にお住まいの方なら当たり前かもしれませんが、
このエリアで朝の時間帯にコーヒー(380円)をオーダーしますと、
無料がトーストやゆで卵などが付いてくる「モーニング」というサービスがございます。
凝ったお店では、うどんや茶碗蒸しも出てくるとか…。
名古屋の喫茶店文化というのは、独自の進化を遂げていますね。
もしかして、すでにご存知でいらっしゃいましたか?
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名古屋はもうすっかり春の装い。
あちらこちらで、桜色におめかしをした木々を見掛けます。
とはいえ、日が沈んでしまうとしっかり冷え込んでしまいますので、
お休みの際は、くれぐれも温かい格好で…。
季節の変わり目、お風邪など召されぬことを願っております。
夕暮れのアスナル金山にて。
松原より
このメールは、執事の館・準備委員会よりお送り致しました。
執事の館へのご要望、お問い合わせはinfo@butlers-house.netまで
お気軽にお寄せ下さい。